昔、ダイビングのライセンス取得でグアムへ旅行した時のこと。
無事にダイビングの実習を終えた翌日、ココス島へのクルーズに出かけた。
島内には宿泊施設がないので(昔はあったが台風で全壊して以来再建されていないらしい)、観光船で日帰り旅行するしかない。
さほど大きくもない観光船で、途中イルカに伴走されて、船に同乗している子供たちはキャッキャと歓声をあげている。
そうこうするうち、船の進む横前方に何かぷかぷか浮いている物を発見。
何だろう、と目を凝らすと、ウミガメ!
だだっ広い海を泳ぐウミガメの姿をはじめて見た。
ウミガメは、自分の生まれた浜へ戻って卵を産むという。
いったいどうやって方向を知るのだろう。
海流? それとも水の匂い?
泳いでいるのか、ただ浮いているだけなのか、見た目にはよくわからないほどのスピードで、
やっぱりウミガメは泳いでいる。
長~く、ゆっくりね。
ロング・スロー・ディスタンス。
このLSDが俺のモットー。しかも休まないで(休む必要ないから)ノンストップスイム。
だから水泳も3000m泳げるレベルになった。自己流だけどね。
学生時代に選手だったわけじゃない。
というより、高1まではクロールはできなかった。
高1で、いきなり50mプールに放り込まれて、必死にばたばたやって、何度も水をがぶ飲みして。
つらかったー。
社会人になって、さすがに体を動かさないのはまずいと思うようになり、水泳やらウエイトトレーニングをやるようになって、○○年。
一時はウエイトトレーニングに夢中になったが、何度体を痛めたことか。
頸部、背筋、腰・・・。
一度ピリッとやったら、完全に痛みが消えるまでに半年くらいはかかっていた。
ほんの一時だけど、ランニングに没頭したときもある。
一か月で300kmも走り込んだのはいいけど、燃え尽きたってのかな、反動で走る気が消えてしまった。
膝を痛めたってこともあるけど。
そんな中で、やったりやらなかったりのムラはあるけど、そこそこ続いてきたのが水泳。
自分でも不思議なくらい。あんなカナヅチボーイが水泳を選ぶなんて。
案外こんなものかも知れないね。
おかげで、気に入った競パンを次々買い込むものだから、えらく数が増えてしまった。
プールに行くたび、とっかえひっかえ派手な競パンはき込んで、泳いでいる。
好きな色は白。だからよけいに目立つ。
白をはく奴なんて、今時めったにいないから。
まあユニフェチに走るのも、上達の手段かもよ。
半ケツに近い極小競パンがさまになるガタイになるまで、距離を泳ぎ込めばいいんだから。
タイムは気にしない。距離を伸ばせば伸ばすだけ、フォームもこなれてくる。
これは今まで俺が実践してきたことからの感想。
オフの今日は朝5時からこのブログの立ち上げをやり続けている。
もう正午をまわった。
軽く昼メシ食って、あとはいつものSCへ行って、じっくり俺の筋肉につきあってやろう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~サンゴ礁の魚は絵になるね。グアムでなくてスンマセン。これも久米島です。
体長7cmくらいのチビだけど、目立ちます。ルリスズメダイ。